佳秀工業(本社:福岡県北九州市若松区)は、宇佐工場(大分県宇佐市)の一部製造ラインが手狭となったため同敷地内に製缶工場(敷地面積 744㎡)を新設しました。
工事は2022年7月から2023年1月上旬にかけて行われ、同月下旬には稼働を開始しています。

新工場の作業スペースは従来の約4倍で、3基の天井クレーン(2.8t・4.8t・10t)や幅8mのシャッターを整備するなど大型製缶品に対応した設計となっており、生産性・作業効率の大幅な向上が見込まれています。

また本社工場同様に屋根・内壁部分への遮熱シート取付と基礎断熱を採用し、溶接を行う工場内には据付型空調機(4台)を設置したほか、一般的な工場で求められる基準よりも高い照度のLEDライトを24基取り付けるなど安全に作業を行えるよう労働環境の改善にも力を入れています。

宇佐工場では機械装置の設計から組立までをワンストップ体制で行っています。
今後は新工場と従来のスペースを活用しながら、需要が高まっている量産品案件にも対応していく方針です。

2023年2月17日(金)発行の産業新聞に製缶工場竣工に関する記事が掲載されました。

2023年2月17日掲載 産業新聞 西日本ネットワーク